イ・ゴンヒサムスン会長の買春疑惑で動画撮影を指示したCJ関係者を逮捕

ソウル中央地検女性児童犯罪調査部は7日、サムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長(75)の「買春疑惑」を示唆する動画を撮影するよう指示した疑いで、CJ第一製糖の部長、S容疑者を逮捕したと発表した。検察はS容疑者のオフィスと自宅を捜索した。

JTBCなどによると、検察はS容疑者ら、イ・ゴンヒ会長のソウル・三成洞の自宅に女性らを送り込んだ後、穴の開いたカバンの中にカメラを仕込み、動画を撮影させた疑いで調べている。また動画撮影を指示した背景並びにサムスン側に金品を要求するなど恐喝や脅迫の状況がなかったかについても調べている。

撮影場所は李会長の自宅とサムスンSDS顧問名義で借りられた論硯洞(ノニョンドン)の住宅で、撮影時期は2011年12月から13年6月までの計5回。動画は若い女性が一度に3-5回登場し、女性が李会長から数百万ウォンの現金を受け取ったと指摘している。

動画は昨年7月、インターネットメディア「ニュースタパ」が、匿名の情報提供者から入手したとして掲載したもので、李会長が女性に金銭入りの封筒を渡す場面と女性と会話する場面が映っている。女性は風俗店に勤務しているとみられ、1人当たり1回500万ウォンが支給されたとみられるどニュースタパは報じている。

動画をめぐる捜査は、ニュースタパが動画を公開して以降、一部市民団体が最高検察庁とソウル中央地検に告発したことで始まった。検察は動画に登場する女性の一部が動画を盗撮していたことをつかんだ。

検察は動画の撮影にS容疑者の年下のきょうだいが関与していた形跡もつかんだ。検察はきょうだいの資金の流れを追跡した結果、CJ部長であるS容疑者が数回にわたり、数百万ウォンを送金していた事実を把握した。

検察は動画を撮影した女性ら関係者から「CJに通うS部長の指示によるもので、着手金も受け取った」との証言を得た。検察はS容疑者のきょうだいと別の男性2人も撮影に関与したとみている。捜査関係者は「男性らが風俗店の女性を雇い、動画を撮影するように仕向けたとみられる」と述べた。検察はS容疑者のきょうだいらがサムスン関係者に対し、「動画があるのでカネを払え」などと電話やメールで脅迫していたことも確認した。

検察はS容疑者がなぜ動画撮影に関与したのかは解明できていないとした。動画がどのような経緯でニュースタパに渡ったのかも分かっていない。一部報道によれば、S氏は動画を撮った後、CJグループとサムスン側に金品を要求したと伝えられているが、S容疑者は容疑を否認しており、供述を拒んでいるという。S容疑者は最近、CJ第一製糖を退社している。

一方、イ・ゴンヒ会長は2014年5月10日、急性心筋梗塞で倒れて以来、入院治療を受けており、捜査は行われていない。

検察は動画の撮影時期がサムスンのオーナー一族による相続裁判と重なる点に注目している。

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