潘基文氏が韓国大統領選不出馬を宣言! 

次期大統領選の有力候補と目されていた潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が1日、国会で急きょ記者会見を開き、不出馬を表明した。

聯合ニュースによると、潘氏は会見で「自分の主導で政治交代を成し遂げ、国家統合を実現するという純粋な気持ちを引っ込める」と述べた。また「(政界の)一部の旧態依然とした、偏狭な利己主義的な態度にこの上なく失望した。こうした人々と一緒に歩むことは無意味だと判断するに至った」と語った。一方で、「10年にわたる国連事務総長としての経験と国際的な資産を生かし、いかなる方法であれ、韓国の明るい未来のために献身したい」とも述べた。

潘氏は早ければ春にも実施される可能性がある大統領選の有力候補として期待を集めたが、最近は支持を落としていた。

潘氏を事実上の党大統領選候補としていた保守系与党のセヌリ党では、ここに来て支持を広げつつある黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相を担ごうとする動きが出ている。

一方、政権奪還を目指す最大野党「共に民主党」は大統領選をめぐる支持率調査でトップを走る文在寅(ムン・ジェイン)前代表、それを追う李在明(イ・ジェミョン)城南市長、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事らによる党公認候補争いが激しさを増しそうだ。

若者らに人気の安哲秀(アン・チョルス)前代表を擁す第3党「国民の党」、セヌリ党を離党した国会議員らが結成した新党「正しい政党」も大統領選に向けた動きを加速させるとみられる。

この日、臨時国会が開会したのを受けて、各党は重要法案の審議などを行いつつ、大統領選に向けた準備を行うことになる。

潘氏の不出馬は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の職務停止が続くなか、年末の大統領選の前倒しを見越して動いている政界に大きな影響を与えそうだ。与党側は潘氏との連携で活路を見いだす狙いだったが、この目算は狂い、最大野党「共に民主党」に対抗し得る候補を失った格好になった。

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